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ストーカーで通報のリスクも!自己調査でのNG行為3選
自分で浮気調査を行う場合、知らず知らずのうちに違法行為を犯してしまうリスクがあります。また、違法行為で得た証拠は裁判で認められないだけでなく、こちら側が不利になる可能性も出て来ます。
そこで今回は、自己調査でのNG行為3選や、浮気調査で有効な証拠を掴むポイントを解説します。浮気調査を考えた時に参考になれば幸いです。
尾行はストーカー行為と判断されることも
探偵の調査でも、対象者が浮気相手と会っている現場を抑えるために「尾行・張り込み」を行いますが、自分で行う際には注意したいことがあります。
▼自己調査で尾行をする際の注意点
- バレてしまう可能性が高い
- ストーカーと間違えられる可能性がある
- ストーカー以外の違法行為をしてしまう可能性がある
そもそも尾行調査=合法的、ストーカー行為=違法行為とされる理由として、尾行とストーカーの行為の目的に明確な違いがあることが挙げられます。
尾行調査は「浮気調査のための証拠集め・情報収集」が主な目的ですが、ストーカーは「相手に対する好意の感情を満たすこと」を目的として行われる行為です。
ストーカーについては「ストーカー規制法」で以下のように定められています。
- 「ストーカー規制法」とは
以下に示す「つきまとい等」を繰り返すストーカー行為者に警告を与えたり、悪質な場合は逮捕することで被害を受けている方を守る法律
- 「つきまとい等」とは
この法律では、特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、その特定の者又はその家族等に対して行う行為
自己調査ではどうしても感情的になってしまうので、相手にバレてしまう・ストーカー規制法に違反してしまう可能性が高いです。
バレないように、その場の雰囲気に馴染まないような不自然な変装をしたり、知人に頼んで尾行をした場合は、ストーカーと間違われて通報されるリスクがあります。
特に、対象者と婚姻関係を結んでいない状態の場合、ストーカー規制法違反とされる可能性が高くなるので、自己調査での尾行は避けましょう。
また、バレない尾行を心がけるあまり、知らず知らずのうちに「不法侵入」など、ストーカー以外の違法行為を行ってしまうリスクもあります。
自己調査での尾行は様々なリスクが伴うので、プロの探偵に依頼することがおすすめです。
当サイトでは実際に探偵を利用した方の口コミを紹介しているので、是非チェックしてみて下さい。

GPSでの追跡やレコーダーでの録音
GPSでの追跡やレコーダーでの録音は「浮気相手と会っている場所や会話を把握する」「相手の嘘を見抜く」等のために、有効な調査手段です。
しかし、GPSやレコーダーを仕掛ける場所によっては「プライバシーの侵害」に当たる可能性があります。
例えば、以下の様な場所に仕掛ける行為は違法行為に該当します。
▼違法行為となる可能性が高いGPS・レコーダーの仕掛け場所(一例)
- 相手の鞄や衣類の中
- 浮気相手の車
- 相手しか運転しない車
- 相手が一人で住んでいる家
上記の例を見ると、相手しか使用していない物や場所にGPS・レコーダーを仕掛ける行為は違法行為に該当する可能性が高いことが分かります。
逆に、違法行為と認められにくいGPS・レコーダー設置場所は以下の通りです。
▼違法行為とされにくいGPS・レコーダーの仕掛け場所(一例)
- 共有で使用している車
- 同居している家の中の共有スペース
上記の場所の場合、2人で所有しているとみなされるため、違法行為に該当する可能性は低いと言えます。GPSやレコーダーを利用して情報収集する場合は、設置場所に注意するのはもちろん、バレないように工夫することも大切です。
以下の記事で浮気調査に最適なレンタルGPSやGPS機能があるアプリを紹介しているので、参考にしてください。

許可なく相手のSNSやスマホ画面を見る
相手のスマホには、浮気調査に役立つ情報がたくさん入っていますが、許可なく相手のスマホを覗く行為などは「不正アクセス」や「プライバシーの侵害」に当たります。
具体的には、相手の合意を得ていない状況で、以下の行為をすると違法とみなされます。
▼相手のスマホやSNSに関する違法行為(一例)
- 相手のスマホ画面を覗き見る
- 相手のスマホのロックを解除する
- LINEやメール、通話履歴を見る
- メールなどを転送する
- 相手のスマホにアプリをインストールする
- SNSで相手のアカウントを利用してログインする
反対に、相手の合意を得ている場合は、上記の行為をしても違法行為にはなりません。しかし、なかなか素直に合意を得られない可能性が高く、難易度が高い調査方法だと言えます。
浮気調査で有効な証拠を掴むポイント
以下より、浮気調査で有効な証拠を掴むポイントをご紹介します。
バレないように調査する
浮気の決定的な証拠を掴むためには、相手にバレないことが前提です。
自分で調査をする際や、知人・友人などに頼む場合でも、バレないことを最優先にして「探りを入れる程度」に留めておきましょう。
万が一、相手にバレてしまった場合は、逆にその行為を利用され、裁判でこちら側が不利になってしまう可能性もあります。
また、違法行為を行った場合は、訴えられるリスクもあります。
勘付かれてしまうと、浮気の証拠を徹底的に隠されてしまい、なかなか確実な証拠が掴めなくなるので、充分に注意しましょう。
探偵に依頼する
探偵に調査を依頼することで、合法的に調査を進めてくれるのはもちろん、裁判で有効な証拠を掴める可能性が高いでしょう。
裁判で不貞行為があったと認められるためには「継続的に肉体関係があったことを示す写真」が複数枚必要になります。
さらに、写真の解像度は充分か?相手と浮気相手の顔が写っているか?ラブホテルだと明確に分かるか?など、第三者を納得させるだけの細かい条件にそって揃える必要があり、自己調査だけで明確な証拠を掴むのは難しいと言えます。
しかし、探偵の中には「探偵業届出証明書がないのに運営している」「極端に安い価格を謳っているが後から追加で請求する」など、悪質な業者が存在することも事実です。
探偵を選ぶ際の比較ポイントを以下の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてください。

まとめ
- 自己調査でのNG行為3選は「尾行」「GPSでの追跡やレコーダーでの録音」「許可なく相手のSNSやスマホ画面を見る」
- 尾行とストーカーは目的が違う
- 自己調査ではどこからが違法か?の判断が難しい
- GPSやレコーダーは仕掛ける場所に注意する
- 相手のスマホを調査することは難易度が高い
- 浮気調査で有効な証拠を掴むためのポイントは「バレないように調査する」「探偵に依頼する」