浮気調査はプライバシーの侵害に該当しないのか?

浮気調査はプライバシーの侵害に該当しないのか?

浮気調査について

浮気調査はプライバシーの侵害にならないの?

 

プライバシー

 

探偵は浮気調査の一環として「写真撮影」や「尾行調査」などを行いますが、これらの行為はプライバシーの侵害にならないのでしょうか?また、プライバシーの侵害となる可能性が高いケースとは、どのような行為なのでしょうか?

今回は、浮気調査におけるプライバシーの侵害や違法調査について詳しくご紹介します。

浮気調査におけるプライバシーの侵害とは

プライバシーとは、個人を尊重する権利のことで、個人情報はもちろん、第三者に公開したくない事柄など様々な情報が保護されています。

 

第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

引用:日本国憲法第13条

 

プライバシーの侵害には、プライバシーに関する情報を違法な方法で調べたり、許可なく情報を不特定多数の人に公開する行為などが該当します

探偵事務所が行う浮気調査においては、遵守すべき「探偵業法」の範囲内で行うため、違法な調査をすることは基本的にありません。しかし、法律の範囲内では収まらない過度な調査を行った場合は違法とみなされることがあります

以下より、具体的にどのような浮気調査がプライバシーの侵害となるのか?を見ていきましょう。

プライバシーの侵害の可能性がある浮気調査とは?

浮気調査の中で、プライバシーを侵害する可能性があるのは以下の調査です。

 

  • 尾行調査
  • 写真や動画撮影
  • 聞き込み調査
  • 張り込み調査

尾行調査

尾行調査は浮気調査でよく実施される調査ですが、調査方法によっては違法行為になり得ます。

 

▼尾行調査におけるプライバシーの侵害行為

  • 過度な尾行を続ける
  • 対象者の家や敷地内まで尾行する

 

対象者にバレているのに尾行を続けるような過度な行為は「つきまとい行為」「ストーカー行為」と見なされる可能性もある違法な調査方法です。

また、尾行で対象者の敷地内に踏み込む場合は「プライバシーの侵害」「不法侵入」に該当する場合があります。

写真や動画撮影

浮気調査において、証拠として写真や動画を撮影することは必須と言えますが、撮影する場所や撮影した写真や動画の用途によっては違法行為になる可能性があります

 

▼プライバシーの侵害となる可能性が高い撮影場所

  • 対象者の家の中
  • 対象者のアパートやマンション内

 

家の中やアパート・マンション内を撮影する場合は、第三者に公開したくない個人的な情報を撮影していると言えるため、違法となる可能性があります。逆に、プライバシーの侵害となる可能性が低いのは以下の場所です。

 

▼プライバシーの侵害となる可能性が低い撮影場所

  • 路上
  • レストランやカフェ

 

路上やレストランなど、人目が多い場所では第三者に公開したくない情報を撮影しているとは言えないため、違法となる可能性が低いでしょう。

しかし、人目が多い場所で撮影した写真・動画でも、不特定多数の人に公開することはプライバシーの侵害となります

聞き込み調査

対象者や浮気相手に関する情報を集める聞き込み調査では、目的を明確にし、調査範囲を絞って行うことが一般的です。聞き込み調査における以下のような行為は違法行為とされることがあります。

 

▼聞き込み調査におけるプライバシーの侵害行為

  • 個人情報を不特定多数の人に聞く
  • 本人になりすまして電話で情報を聞く
  • 聞き込みが原因で対象者のうわさが生じた

 

個人情報について不特定多数の人に聞き込みを行う行為はプライバシーの侵害などの違法行為に該当する可能性があります。不特定多数の人に聞き込みを行う場合は、対象者の個人情報を公開しないように注意しなければなりません。

張り込み調査

張り込み調査は、浮気相手と会う日時が予想・特定できない場合に有効な調査ですが、張り込みをする場所に注意をする必要があります。

 

▼張り込み調査におけるプライバシーの侵害行為

  • 家の中を覗き見る
  • 相手の敷地内での張り込み

 

以下の記事で探偵ができない違法調査について紹介しているので、調査内容を確認する際に参考にしてください。

探偵ができない違法調査<こんな探偵には要注意>

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探偵の主な調査と違法行為     探偵の調査は、どんな調査で…
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浮気調査でプライバシーの侵害をしない探偵を見極めるポイント3選

プライバシーの侵害など、違法行為を行わない=信頼できる探偵事務所を見極めるポイント3選は以下の通りです。

 

  1. 探偵業届出証明書が公式サイトなどに明記してあるか?を確認する
  2. 実際に探偵を利用した口コミ・評判を参考にする
  3. 調査内容・調査金額をよく確認する

「探偵業届出証明書」が公式サイトなどに明記してあるか?を確認する

探偵業を営む際には「探偵業届出証明書」を交付してもらうために、公安委員会に届出書を提出しなければならないと法律で定められています。つまり、届出書を提出せずに営業している探偵事務所は、その時点で違法行為をしていることになります。

 

(探偵業の届け出)

第四条 探偵業を営もうとする者は、内閣府令で定めるところにより、営業所ごとに、当該営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会(以下「公安委員会」という。)に、次に掲げる事項を記載した届出書を提出しなければならない。

引用:全日本総合調査業協会「探偵業法」

 

届出がある探偵事務所は「法律を遵守する」ことが証明できているので、違法調査をする可能性はとても低いと言えます。探偵事務所を探す際には「探偵業届出証明書」の有無を一つの目安にしましょう。

掲示されているか?を確かめる方法には、直接事務所に行く、探偵事務所の公式ホームページを確認する、電話で届出番号を聞くなどがあります。

実際に探偵を利用した口コミ・評判を参考にする

信頼できる探偵事務所を探す際には、口コミ・評判を参考にすることもおすすめです。「実際に依頼してみたら思っていたイメージと違った」「違法に近い調査をしていた」など、リアルな声を確認できるので、探偵事務所を選ぶ際には注目してみましょう。

なお、当サイトでは実際に探偵に調査を依頼した方の口コミ・評判をまとめた記事を公開しているので、是非参考にしてください。

 

探偵のクチコミ

【探偵の口コミ・評判】調査料金・調査日数・総合満足度は?

探偵事務所のクチコミ・評判     浮気調査を探偵事務所に依…
ace-tantei.net

 

調査内容・金額をよく確認する

探偵事務所によっては、格安な調査金額を提示して、後から追加請求をするような悪質な探偵業者も存在します。東京都調査業協会の行動調査(2005年3月末)によると、探偵2人体制による調査の適正価格は以下の通りです。

 

▼【適正価格】2人体制での調査

調査時間 適正価格
1〜2時間 15,000〜40,000円
3〜4時間 45,000〜80,000円
5〜6時間 75,000〜120,000円

 

適正価格かどうかはもちろん、調査を依頼する前の相談対応の丁寧さや、調査内容を細かく確認しましょう。

まとめ

  • プライバシーとは個人を尊重する権利のこと
  • 「探偵業法」の範囲内で行われる調査は違法ではない
  • 法を熟知していない素人の調査では、プライバシーの侵害に該当する行為をしてしまいがち
  • プライバシーの侵害にあたる可能性がある浮気調査は「尾行調査」「写真や動画撮影」「聞き込み調査」「張り込み調査」など
  • プライバシーの侵害などの違法行為をしない探偵を見極めるポイント3選は「探偵業届出証明書の有無」「口コミ・評判」「調査内容・金額をよく確認する」